2016-03-10 第190回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
二月二十九日に文化庁が、常用漢字表の字体・字形に関する指針報告書を出して、手書きの際は、木の例えば縦画は止めてもはねてもどっちでもいいとか、天という字、二本の横画は上下どちらが長くても誤りではないとか、例えば命令の令の字というのは活字体といわゆる手書きが違う、やっぱり当然、教科書は手書きに沿って、わざわざ教科書会社が手書きに沿って令の字を作っているにもかかわらず、そのことを無視したような形で、相当教育
二月二十九日に文化庁が、常用漢字表の字体・字形に関する指針報告書を出して、手書きの際は、木の例えば縦画は止めてもはねてもどっちでもいいとか、天という字、二本の横画は上下どちらが長くても誤りではないとか、例えば命令の令の字というのは活字体といわゆる手書きが違う、やっぱり当然、教科書は手書きに沿って、わざわざ教科書会社が手書きに沿って令の字を作っているにもかかわらず、そのことを無視したような形で、相当教育
どうしてそういうことになるかと言えば、それは昔の基準とちょっと違うということもあるし、それからいま示されている字体というのは漢字といっても活字体をつくるためのスタイルとして決められたものである。ところが、それが今度は学校の中では大変厳しく墨守されている。
英語の字引き、その他字引きにいたしましても、日本語の活字体というのが特に字引きなどの場合は密植いたしておりまして、あれがローマ字の場合と非常に違うわけであります。それからやはりいま御指摘の大学入試その他、かなり苛烈な受験勉強といったようなことも関係がないとは言えない、そういうふうに思っております。
しかも、活字の大きさは新聞の活字体だと、こういうふうなことで、これでは、一般の消費者はサイクラミン酸塩と書かれたら何のことかわからない。そういうことまでもこういう教育の中に織り込まれるのかどうか、そういう情報があれば……。それからあるいは、人工甘味料の入っておるかん詰めがありますね。つまり、人工甘味料というのはチクロのことですね。そういうものが入っていたのが、今度二月一日からやめになりましたね。